*MEMO*
 
紹介ページ作成2020/09/04

幸せな毎日を夢見る」のページを作りました。

いきなり言い訳から入るんですが、本作はほとんど手癖で書き上げる結果になってしまいました。元々は年内完成を目処にしていたところを、無理やり先月末で書き切ったためです。
まさかティラノゲームフェスの締め切りが8月末とは思わなかったのです!

シナリオに関しては、特に書きたいテーマや物語があったわけではなく、空中で一回転する仕掛けを作りたかっただけなので、随所から作りの甘さが見えそうですね。

物語の構成は、定石でいけば「落ちこぼれの主人公が夢を現実にする力を手に入れて――」とするのでしょうが、今回のオチをつけるためには優秀な人間であるべきだと思ったので、今の形になっています。それが正解かどうかは分かりませんが。

長くなってしまったラストについては、逆にもっと尺を取って、三部構成の第三部としたほうが良かったのかもしれません。

文章はいつもより漢字が多めですね。きほんてきにひらがながつづくとよみにくくなるとおもっているので、なるべく漢字を使うようにしています。「閊える」はひらがなにすると「使える」「仕える」と混同しそうになりますし、「嫋やか」「艶やか」は見た目で意味が分かるので便利です。開くかどうか微妙な漢字も多くて、「詰る」「凌ぐ」「堪る」辺りは結構迷いました。

あと、今回は慣用句も多めです。「おくびにも出さない」とか「矢も楯もたまらず」とか。これはただのカッコつけです。

出臼、茂家、峰色、廻船。なぜか名前が自分でもごっちゃになってしまいます。「峰色と付き合って」とか書きそうになって、違う違う! と訂正することが何度かありました。

ところで、書き上げてから一度読み直した時に、あまりにつまらなくて驚いたんですが、客観的にはどうなのでしょうね。どうも気持ちが付いていく前に、展開が進んでしまっているように思います。改めて「僕の好きな君の顔」を読んでみたら、悔しいけど結構面白かったので、なおのこと気になるところです。

あとは曲が10年前のものなので恥ずかしいですね!