切なさ! 作品の纏う空気感が既に切なくて、非常に興味を引かせてくれます。廃墟に置き去りにされた機械人形の事情を探る物語ですが、やはり時間のファクターは感動に直結しますね。
悪そうな少女が寓話を教えてくれる。この作中作的な物語がまず面白いんだけど、その流れから本作の物語そのものに移り変わっていくので、気持ちよく読み終えられる作品でした。
水平思考ゲーム! 通称「ウミガメのスープ」ですが、所謂「意味怖」の「推理して謎が判明するとぞっとする」部分が「ウミガメのスープ」と上手く噛み合って、楽しんで謎を解くことができました。
そして、その前提が最後にひっくり返されて、見事なミステリー構成に痺れるやつです。
引っ越し先へ送られてきた、身に覚えのない箱。それを開けるか開けないか、というだけの話なのですが、無性に温かな気持ちになれました。素晴らしい掌編ですね。
すごく繊細な作品で、こういうのを狙って書くのは難しいと思うんですよね。少なくとも自分には書けない。大きな事件などは何も起きず、ただ2人が仲良く過ごしている時間を描いているだけなのに、その距離感や空気感がとても心地好くて、退屈せずに読めるのです。すごい。
性格診断的なゲームですが、質問に答えるのではなく、行動で変化していくというのが面白い。生まれた時の靄のような姿から、自分の選択で姿が変化していくのは、たまごっちみたいな面白さがあります。バリエーションも本当に多くて、感想ページを見ても、皆さん全然被ってないんですよね。プレイ時間も短いですし、何より「私は~~になりました!」って感想を書きやすいのがいいですね!
マシュマロじゃない。プレイヤー宛の推理ゲーム。答えが絶妙で、分かりそうで分からない、でもちょっと分かる感じ。物語などの余分なものがないから、集中して謎解きを楽しめました。
プレイ後にじっとりと冷える微ホラー。プレイ時間も短いから、雨が降りそうで降らなかった日なんかに浸るのが良いと思います。
意味怖系とありますが、謎解き脱出ゲーム風の内容です。スマホ風UIの凝った画面構成が特徴的で、そのお蔭で自分が対面している感じで入り込めるのが、オチと噛み合って見事でした。
タイトル画の吸引力よ。このアイデアだけで持っていける。
動く演出や不穏なBGMの力。それだけで持っていけるインパクト。
全編AIで作られたという興味深い作品。感心はするのですが、残念なことに面白くはないんですよねぇ……。むしろ制作の舞台裏が一番面白いという作品でした。
ただ、今のAIの進化速度はヤバいので、今年また同じ手法で作ったら、すごいのができると思います……が、それはもう新しくないというジレンマ。すごく旬の短いゲームなんですよね、これ。
毎度お馴染みの高い技術力。当然ながら「すごい!」ってなるんですが……まあ、物語は頭に入ってこないよね。
水平思考ゲーム風ゲーム。1つのお題に対して3人の解答があって、それを推理していく……んだけど、ひたすら話を聞いて繋げることしかできないのと、答えが3つあることで真実を導き出す推理要素が弱まっているのが難点かなぁと思います。つまりは噛み合わせがあまり良くなくて、テーマの面白さを引き出せていない気がしました。真相自体は興味深くあるんですけどね。
花をテーマにしたカクテルを作るおしゃれなゲーム。客の話を聞いて、客に合ったカクテルを作り、客の悩みを解消する。こういうのがいいかな、と考えて提供したカクテルで話が良い方に進むと嬉しくなります。
が、クリア後にカクテルの裏の意味というのが出てきて、ダークな雰囲気になりそうだったので、楽しかったうちに終わらせました。ごめんなさい。